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ランボルギーニ

ランボルギーニ・イオタ



ランボルギーニ・イオタ』は、ミウラをベースにFIAのプロトタイプ・クラス車両規則に準じて、1969年末に社内の人々の協力を得て、ボブズ・トイと呼ばれるボブ・ウォレスが作成したレーシングカーの1台と言われています。

ランボルギーニ・イオタはスーパーカーブームのさなかでは、このモデルのSVRが一般的でしたが、SVRはミウラベースからモデファイされたものでした。
「本物のイオタ」は当時のFIAのレギュレーションの「附則J項」である、プロトタイプクラスの規定を満たすべく開発された後、このワンオフモデルは1972年に全損事故を起こしこの世から消滅しているのです。
同様のプロトが他に存在していて、全部で6台生産されていた?という噂があるなど、そのミステリアスな存在もイオタの魅力です。

「イオタ」の由来は、当初このFIAの車両規則アペンディックスJ項にちなんでJと名づけられましたが、ベース車両の名前である「ミウラ」はランボルギーニ初のペットネームということで、スペインに起因するためJもスペイン語読みで「Jota=イオタ」と呼ばれるようになったそうです。

イオタのエンジンは排気量は3,929ccのままドライサンプ化。
圧縮比を上げて、キャブレターを変更することにより、440HP/8500rpmの最高出力に高められ、900kgの車両重量と相まって300km/hの最高速度を出せるといわれています。
(最高速度の記録は正式ではないために、推定300km/h以上と記載されている)

ランボルギーニ・イオタ』は、かなり特異な存在で、元々はミウラの開発用のテスト車両だったもので、その成果はミウラSVに生かされたのです。
その後クラッシュ炎上し、実質の全損事故で本物のイオタといえる現存車はなく,幻のスーパーカーとも呼ばれています。

ランボルギーニ・イオタは、ミウラSVを元に数台(スーパーカーブロマイドには6台生産と記載)のレプリカが作成されたと言われています。
なお、それには「Jota」のネームプレートが与えられて、SVJの名前で生産証明が発行されているそうです。

1974年にミウラP400Sをベースに1台のレプリカが作成されており、この1台はルーフ・エンドにウイングが装着されるなど、他のSVJとは異なっているために、SVRと呼ばれていたみたいです。
このようにランボルギーニ・イオタは、約40年前スーパーカーに夢中になっていた人たちがターゲットで、現在も正確な情報が得られない謎の多い車で、希少価値のある1台です。


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